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外国人観光客と地域の人を繋ぐ、通訳ボランティア

国際地域学部 国際地域学科 2年

矢野 直子 さん

せっかく国際地域学部に在籍しているのだから、国際交流の経験がしたいと、昨年10月14日、米国の大型クルーズ客船「ダイヤモンド?プリンセス」が敦賀港に寄港するのに合わせて、通訳ボランティアに参加しました。

港の物産販売所で、外国人観光客向けに県産品の販売の手伝いをするもので、当日は約2700人の旅客が敦賀に降り立ちました。矢野さんは越前そばや羽二重餅、五月ヶ瀬などを販売するブースを担当。どれも辞書にはない固有名詞で、福井特有の土産物は英語でどのように表現したらいいか戸惑いました。まずは試食を勧めながら、福井で人気のある土産であることや材料に何を使っているかを伝えました。食べてもらうことによって、商品を納得して買ってもらうことができたようです。

敦賀出身の矢野さんは地元の魅力が伝わるように、おすすめの店やグルメスポットも紹介。他の人にはできない、住んでいるからこそわかる敦賀を伝えることができたと話してくれました。

「2年次の前期は英語の授業を取っておらず、英語を使う機会が少なくなり、なかなか単語が出てこなくなったと感じました。1年次にネイティブの先生の授業があって、リスニング力は実感できているので、今後はスピーキングの勉強を頑張りたいです」と意欲を見せています。

現在、留学生のチューターも務めている矢野さん、これからも外国人と接する機会を増やし、さらにコミュニケーション力を高めたいと今後の目標を話してくれました。
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