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好みの詩に合わせ日常を切り〝撮る″福井大生ら写真展(2011.7.26)

2011年7月26日 福井新聞

福井大の写真部と同大の写真愛好会「ふぉとん!」による共同作品展「わたしと詩の世界」が、同大総合図書館展示スペースで開かれている。
4回目となる同写真展には同大の学生と院生、教授ら12人自分の好きな詩や歌詞に合わせ撮影した写真約100点を出展している。石川裕也さん(工学部2年)は大正時代から昭和初期にかけて活躍した詩人金子みすゞの「波」という詩に合わせ、波の打ち寄せる海岸を全速力で走る犬を躍動感たっぷりにとらえている。また竹嶋大貴さん(同部4年)は詩人相田みつをさんの「雨の日には雨の中を」というフレーズをイメージし、雨の中をかれんに咲き誇るアジサイの姿をモノクロ写真で切り取っている。
写真部長の如山結衣さん(教育地域科学部2年)は「テーマを決め撮り方を工夫すればきれいな写真が撮れる。初心者が気軽に写真を始めるきっかけになれば」と話している。

│ 2011年7月26日 │
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