高校生が生命医科学に触れる2日間“Fukui Medical High School”を開催

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本学のライフサイエンスイノベーションセンターは、生命医科学に興味を持つ高校生を対象に、科学技術人材の育成を目的として「Fukui Medical High School(FMHS)研究体験プログラム」を8月6日、8日の2日間、松岡キャンパスで開催しました。
これまでも、延べ2,000人近くの高校生を対象に生命医科学に関するプログラムを実施しており、今回は、県内在住の高校生35名が参加。1日目は、医学部 脳形態機能学の深澤有吾教授による「組織学研究入門」の講義と実習を行いました。
2日目の統合生理学の松岡達教授による「心臓入門~心臓を知る?観る?触る~」では、高校生らがヒトの心電図測定、手法を学び、心電図波形の読み方と意味を学習し、モルモットを用いて心臓の心電図測定を体験。心電図と活動電位の関係、筋肉収縮や細胞内の信号伝達や、Ca2+(カルシウムイオン)の役割、からだをコントロールする交感神経と副交感神経の作用について説明を受け、実験を通して学びを深めた。
参加した高校生は「思ったよりヒトの細胞の構造は複雑で、もっと知りたいと思った」、「福井大学医学部を志望しているので、実際の講義や実習を体験出来て良かった」と話し、医学の道に進む意欲を高めているようでした。
松岡教授は「今回の参加者の何名かが本学の学生になって、一緒に研究出来ることを願っています」と話しました。
本学では今後も、次世代の医療従事者や医学研究者を育成すべく、研究体験のプログラムを開催していきます。

研究者情報はこちら
医学系部門 医学領域 形態機能医科学講座 統合生理学 松岡 達教授
https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/12/0001150/profile.html
医学系部門 医学領域 形態機能医科学講座 脳形態機能学 深澤 有吾教授
https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/12/0001110/profile.html

│ 2022年8月29日 │
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