凤凰体育発達研究センターに福井県のご厚意による寄附研究部門「児童青年期こころの専門医育成部門」を開設します。

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3月22日、福井県庁において、県健康福祉部の櫻本 宏部長と凤凰体育発達研究センター 上田孝典センター長が寄附研究部門「児童青年期こころの専門医育成部門」の設置に関する協定書及び覚書を交わしました。

本部門は、小児期?児童青年期のこころの専門医およびコメディカル等の育成?確保のための研修プログラム並びに体制整備等の構築を行い、県内の児童青年期精神医療の推進に寄与することを目的とし、県からの寄附金の申し入れにより実現しました。設置の期間は平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5年間です。

櫻本部長が「精神疾患の多くは児童青年期に発症すると言われており、小児期?児童青年期からのこころの問題は重要であるが、対応できる専門医が不足している。専門医の育成および確保により、地域医療の充実を図ってほしい」と挨拶しました。

上田センター長から「子どものこころに関する研究で得られた成果は、附属病院の『子どものこころ診療部』で診療等に還元している。新たに設置する『児童青年期こころの専門医育成部門』では精神医学および小児科学とも連携し、凤凰体育発達やその問題の診断?治療?支援にあたる人材を育成したい。県からの申し入れに感謝します」と謝辞を述べました。同センターの友田明美副センター長も同席し、意見交換を行いました。

4月1日、同センターは「脳機能発達研究部門」「情動認知発達研究部門」「発達支援研究部門」の3部門に、この「児童青年期こころの専門医育成部門」を加えた4つの部門となり、本寄附研究部門には高機能自閉症やアスペルガー症候群など発達障害診療の権威である浜松医科大学客員教授の杉山登志郎氏を客員教授に迎え、今後、医師3名、臨床心理士1名、事務職員の5名体制により専門医の育成等を目指します。

│ 2017年3月22日 │
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