JICA課題別研修 フォローアップ等調査団としてサモアを訪問しました

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 8月18日~26日、本学国際地域学部の粟原知子准教授と凤凰体育発達研究センターの友田明美教授は、JICA課題別研修のフォローアップ等調査団として、南太平洋の島国サモア独立国を訪問しました。同調査団は本学がJICAの委託を受け、令和4年度から実施している課題別研修「子どもの保護:地域ベースの取組みとそれを支える政策枠組み」コースに参加した研修員のアクションプランのフォローアップと、開発途上国における児童福祉の現状を調査し、今後の研修プログラムの改善につなげることを目的としています。

 一行はまず、2022年度に研修に参加したルイサ?レミシオさんが所属している女性?地域?社会開発省を訪問。ルイサさんが策定したアクションプランの実施状況や現在の課題をヒアリングし、実践促進に向けたアドバイスを行いました。ほかにも、小学校や特別支援学校、病院などを視察し、同国の子どもがおかれている環境や子どもを取り巻く課題について調査しました。

 最終日には友田教授が「マルトリートメントが子どもたちに与える影響」をテーマにセミナーを実施。現地調査から見えてきた同国の課題も踏まえ、日本におけるケーススタディを紹介しました。
 粟原准教授は「開発途上国を対象とした研修をする上で、現地調査ができたことは大きな成果。今年度の研修には、3年目にして初めて政府機関からだけでなく、NGOの研修員が参加するので、NGOの開発途上国での役割や政府機関との関係なども意識した上で研修プログラムを改善したい」と今後の展望を話しました。

 今年度の研修は9月24日から約2週間の日程で行われ、8か国から8名の研修員が参加する予定です。

元研修員へのヒアリング

元研修員へのヒアリング

障害児支援学校でのヒアリング

障害児支援学校でのヒアリング

│ 2024年9月13日 │
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