写真と共に
未来に挑戦する

  • 教育学部 学校教育課程1年 織田 朋花さん

作品を見た人に明日も頑張ろうという前向きな気持ちになってほしい。制作にあたって織田さんが大切にしている思いです。
自宅の茶の間にはいつも写真が飾られていました。小さい頃からそれは身近な存在で、その写真を撮ったのは美術教員だった父親。いつしか父親のカメラで写真を撮るようになり、日常生活の一瞬を切り取るところに惹かれていきました。中学生からは新聞の写真コーナーに投稿するようになり、それが初めて掲載された時の喜びは今でも忘れられないとのこと。
第35回市美展ふくいへの出展作品は、光の入れ方を試行錯誤しながら色々な角度から何百枚も撮影したうちの1枚を仕上げたもの。生き生きとした被写体が印象的な作品は、最高賞の市長賞を受賞しました。「審査員の方からレイアウト方法やフォントの選択について指摘があり、まだまだだと感じました。今回の課題を踏まえて大学で学び、知識を深め、国内外の作品展に挑戦したい」と未来を見据えていました。