福井の『いいとこ』
詰め込んで

  • 工学部 物質?生命化学科4年 中島 大輔さん
  • 大学院工学研究科博士前期課程 知識社会基礎工学専攻1年 大桑 天斗さん

『僕たちの周りには、良い場所や凄い人達が様々な場所に散らばっています。』この文章は大桑さんと中島さん自身が撮影?編集を行い、自費出版した雑誌「Dots(ドッツ)」の冒頭文です。
大桑さんは石川県、中島さんは愛知県出身。二人は大学進学で福井に来て、若者の活動の場がないことに驚いたそうです。しかし、大学生活の中で、福井の知人が増えていくと、メンズカットアジア4位のヘアスタイリストや有名アパレルのデザイナーなど、凄い人がたくさん居ること、また、近所のちょっとした風景にも『いいとこ』がたくさんあることも知りました。二人は「これらを多くの人に知ってもらいたい。しかもSNSなどのデジタル媒体ではなく、温かみのある紙で伝えたい」との思いでまとめ、雑誌を制作しました。
雑誌は自身と同世代の若者に読んでもらうため、写真の構図やアングルにこだわり、レイアウトなどは有名ファッション誌を参考にしました。「福井の『いいとこ』が詰まったこの雑誌が刺激となり、若者の活動の場と表現の場が増えて行けばいいですね」と二人は話しています。